CrewAI Memory と Knowledge:Agent に毎回ゼロから学習させない
2 min read
デフォルトでは、Agent は実行後に忘れてしまい、次回また最初からになることがあります。
連続タスクでは、メモリと知識ソースが重要です。
まず 2 つを分けて考える
memory:フロー内/長期対話の文脈記憶knowledge_sources:外部ドキュメント知識(PDF、社内資料など)
簡単に言うと、前者は「直前に話した内容を覚える」、後者は「マニュアルに何が書いてあるか知る」です。
メモリと知識ソースを有効化
from crewai import Crew
from crewai.knowledge.source.pdf_knowledge_source import PDFKnowledgeSource
product_docs = PDFKnowledgeSource(file_paths=["docs/product_manual.pdf"])
crew = Crew(
agents=agents,
tasks=tasks,
memory=True,
knowledge_sources=[product_docs],
verbose=True,
)効果が大きいシーン
- カスタマーサポート:前回対話の背景保持
- ドキュメント Q&A:固定資料を根拠に回答
- 段階的プロジェクト:前段の結果を次段に継承
実務での 3 つの注意
- 最初から全資料を入れすぎない。高価値資料から始める
- Task 記述で「知識ソースを優先参照」と明記する
- 重要回答には出典を必須化し、幻覚リスクを下げる
⚠️ メモリがあっても正しさは保証されません。検証とガードレールは必要です。
次へ
次回は実用性の高い生存ガイドです。
エラー時に最短で原因を絞る方法を扱います。
👉 デバッグとよくあるエラー